ヘイ、シリ

平山城址公園や長沼や北野は私にとってどんな場所なんだろう。事実としては少年時代、友達とあちこちの方角へ向けて自転車を飛ばしては、ゲームをしたりサッカーをしたり駄菓子屋の店先のベンチであんず飴の袋を咥えたり、ほんのささやかな初恋をしたりした、3つくらいの小さな町の集まり。でもいま電車で通るとそんなことは一つ柵の置かれた向こうにあるような情景で、今柵のこちら側で私がこれらの町に対して覚えた感覚は、きっとまた新しいものだ。ここは、今の気持ちと繋がっているはずのない場所が、無理くり繋がり合おうとしてきているような、不思議な場所。思い出している、というより、ここに置いてきた何かが私を救おうと、私の中に雪崩れ込んできているような、不思議な感情。でもそれらはきっと、果てしなく無力なんだと思う。

 

寒い!夜はどうして日中とは全然違う気持ちになるんだろう。暗くて肌寒いからなのかな。喜んだら良いのか悲しんだら良いのかわからないのにひとつにまとまっていることが、きっとこの世界には私が思っているよりたくさんあるのかもしれない。

寒いなー、寒い、寒くて辛い、つらくて寒い、

身勝手な感情が先行して、どこに吐き出したら良いか、どこに吐き出しても悪い気がするから、これを書いてます。

 

色んな事柄に対して、主に私の内側に関して、どういうふうに思ったらいいのかも、どういうふうに思われたら良いのかも、どういうふうに思われているのかも、全部がわからなくなってフワフワしたまま、怯えたり、やるせなくなったりを繰り返している気がする。怖い。何が怖いんだろう、自分が惨めになるのが怖いのか、嫌われるのが怖いのか、人が傷つくのが怖いのか、自分が傷つくのが怖いのか、多分全部怖いなこれは、全部怖い。最近調子が悪い。調子が悪いのはなんでなんだろう。調子というのはなんか、気持ちとか、心の調子。多分シンプルにお金がないのもある。頑張ってバイトや仕事します。少し絵の仕事も増えたよ(やったー)全然大きなものじゃないけど

 

この先わたし生きていけるのかなー。この先、電車が揺れるのでご注意ください。って言われた今。電車のアナウンスに私の行く末に関して本質を突かれた気になった、多分いや絶対気のせいだ。先のことはずっと不安だけど、きっとこの先もこのまま、浮いたり沈んだりしながらフラフラ生きていくんだろうな、電車というより、海面を漂う、なんだろう、ビニールのゴミみたいな感じで。

 

みんなは最近ど?ハッピーだったことや悲しかったこと、考えさせられたこととか、美味しかったものとか、おもしろかったこととか、そういうことに出会えていますか?出会えていたらとっても嬉しいです。なんの質問なんだこれ。誰が読んでくれているかもわからないのに!わはは!

 

もしここまで読んでくれている人がいるのなら、きっと私はそんなあなたのことが好きだから、だから貴方も、少なくともある程度は、私のことが好き、ってことで大丈夫ですか?大丈夫でーす

 

つぐみ